比較的途中で投げ出しがちな自分が続けられていることの一つに、「ビートグランプリ」というビートメイク、トラックメイクを競う大会がある。
今年で6年目になるのだが、コロナの影響も鑑み予選から決勝大会までオンラインで開催することになった。
また、例年は「ダンスミュージック」といった大きな枠で楽曲を募集していたのだが、今のご時世に「ダンスミュージック」が正直しっくりこない部分もあった。その為、本年度はチルやアンビエントにジャンルを絞り、楽曲を募ることになった。
チルアウトやアンビエントというと、心が安らぐ音楽だとか、瞑想するときに聴く音楽だとかイメージは人それぞれだろう。
中々体系化できていないジャンルでもあり、だからこそもっと世に広がる可能性も秘めているのではないかと考えた。
例えば、昨今のマインドフルネスブームや、劇版でアンビエントミュージックが使われることも少なくない。
ビートメイカー、トラックメイカーとしてのマーケットをどうやって広げていくのか?音楽に関わる仕事をしている人間としての一つのテーマでもある。
その一つの方法として、チルやアンビエントミュージックのような今の時代にあった音楽に焦点を当てた大会を開催することで、体系化できるのではないかと期待している。
この一筋縄では行かない審査をお願いできるアーティストは、極々限られているように思う。そういう意味でも、この8名の方々にお引き受けいただけて本当に良かった。
予選エントリーの締め切りは8/28(金)までとなっている。
少しでも興味を持っていただけたのであれば、ぜひ多くの作曲家達にご参加いただきたい。
▼エントリーはこちらから▼
http://beatgp.com/
審査員一覧
- 荒木 正比呂
- 荒田 洸(WONK)
- 原 摩利彦
- Hiroshi Watanabe aka Kaito
- Kaoru Inoue (Seeds And Ground | Chari Chari)
- 南壽 あさ子
- O.N.O (THA BLUE HERB)
- Qunimune