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昔からよくマンガを読みます。マンガは色々な事を教えてくれますです。
2015年に読み始めた、読んだマンガを共有しようかなと。何読んだかわからなくなるので、メモ代わりにも。
随時更新していきまーす。マンガを中退された大人達へ…。
五色の舟
先の見えない戦時にありながら、見世物小屋の一座として糊口をしのぐ、異形の者たちの家族がいた。未来を言い当てるという怪物「くだん」を一座に加えようとする家族を待つ運命とはーー。津原泰水の傑作幻想短編を、近藤ようこが奇跡の漫画化。月刊コミックビーム2013年8月号~2014年3月号に掲載の全8話を収録。カバー、あとがき(近藤氏、津原氏)は書き下ろし。
一巻完結。第18回文化庁メディア芸術祭でマンガ部門の大賞を受賞した本作品。今の時代では考えられないことだけど、異形という存在を主軸に芸を見せながら旅をする家族の話。戦後間もない時代には特に珍しくもなかったようだ。自分の語彙力では、この作品の素晴らしさをうまく説明することが難しいのだけど、異形の持つ美しさ、強さ、エロティシズムが戦前から戦後間もない時代背景と妙にしっくりきた。とにかく、異形という存在がとてつもなく美しい存在に感じた。作者の希望した戦争に巻き込まれず、原爆投下がなかった違う世界で、家族たちは異形を少しずつ克服していく。日本は、戦争に何故参加してしまったのか?「戦争」というキーワードがリアリティを増している昨今、いま読むべき作品のような気がする。
聲の形
「俺は彼女が嫌いだった」――明るく! 楽しく! 大冒険! がモットーの少年、石田将也(いしだ・しょうや)。耳の聞こえない転校生の少女、西宮硝子(にしみや・しょうこ)。2人の出会いが、教室を、学校を、そして将也の人生を変えていく――。余りにもみずみずしい青春のカケラたち。最高に切なく、心ゆさぶる物語が生まれました。
七巻完結。amazonのレビューでもあるように、本当の物語は2巻から。これは名作なので、ぜったい最後まで読むように!!幼少時代の自分と重ね合わせて読んだ。いじめた事も、いじめられた事もあったから、色々と共感してしまった。その時の経験は、大人になっても忘れてなくて、むしろ自分の人格形成にすごく影響を与えた時期だったと思う。高校時代、自分の通う学校の近くに聾学校があって、いつもバスが一緒になってた耳の聞こえないオシャレな女の子を思い出した。自分にとって大切な人達の気持ちを、本当に自分はわかっているのか?と顧みる切っ掛けになった。
千年万年りんごの子
雪深いりんごの国に婿入りした雪之丞。昭和の激動から離れ、北の家族と静かに巡る四季は親を知らない彼の中になにかを降り積もらせてゆく。それは冬、妻の朝日が寝込んだ日。雪之丞の行動が、りんごの村に衝撃を与えた。りんごの時間が動き出す、田中相初連載作!
三巻完結。とても切ない内容で、静かに繊細にストーリーが進んでいく。ざっくり言うとSF恋愛ものなんだろうけど、そんな乱暴な言葉では言い表せない作者の美意識が随所に感じられまっす。この繊細で優しい世界観が、とても心地よい。ここ最近の中でベスト!!
亜人
「亜人」と呼ばれるその生物は「死なない」。高校生・永井圭はある日、交通事故で死ぬが、その直後に生き返った。それは、彼が亜人であり、人間ではないことを意味する。圭をとりまく環境は一変した。彼は人間たちから逃げ惑うことになる。友人のカイは、怯える圭を助けるために駆けつけ、ふたりで人里を離れて山の中に逃げ込んだ。そんな彼に人間と敵対する亜人たちが接触してきた。――彼は何と戦い、誰と生きればいいんだろう?
とにかくわかりやすいマンガ。難しい事考えたくない〜というとき読むといいんじゃないかな。主人公の内面、善or悪どちらの方向性でいくのかな〜?と今後の描写が気になります。亜人対人間の戦い、どちらが生き残るのか??
奴隷区〜僕と23人の奴隷〜
「奴隷」欲しいヤツ、いる?天才的な頭脳も超人的な肉体もいらない。どんな勝負でも勝ちさえすれば相手を奴隷にできる器具それが【SCM(エスシーエム)】。偶然にも【SCM】を手にした24人の主人公が欲望のため、復讐のため、それぞれの目的のために壮絶なサバイバルゲームを開始した!!「E★エブリスタ」で圧倒的な人気を誇る小説が待望の漫画化!
昨年映画化もされた人気マンガ。あまり評価高くないみたいだけど、個人的には好き。頭脳で相手を奴隷にする者、バイオレンスで相手を奴隷にする者、女の武器を使って相手を奴隷にする者…人間の心理が色々みれて面白い。人を信じるって簡単じゃないね。原作者の岡田伸一氏がかなりぶっ飛んでる人みたいなので、彼自身に興味がわいてきている…。
あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。
あの日、ここで止まった時間が、動きだす。小学生の時に友達と“超平和バスターズ”というグループを作り、“じんたん”と呼ばれていた少年・宿海仁太。 “めんま”の死をきっかけにグループはバラバラになってしまっていたが、彼の前に突然めんまが現われて――!?
もうね、説明不要だとは思います。今さら読んでてすみませんって感じですが。笑
アニメは見てないですが、ちょっと展開が違ったりするようです。どちらにしろ、素晴らしい作品であることは間違いなし。泣きたいときには、とりあえずこれ読んどけ。
かくかくしかじか
自分は絵がうまい。本気でうぬぼれていた林明子(高3)は竹刀を持った絵画教師・日高先生に罵られ…!? 少女まんが家を夢みたあの頃を描くドラマチック・メモリーズ!
最近だと「海月姫」の映画化で注目を集めてる、東村アキコさんの自伝エッセイ漫画。きせかえユカちゃんのイメージが強かったから、少女漫画色が強いのかな〜と思ってたけど、全然違ってた。笑いあり涙ありの人間味あふれる内容。芸大生とかとくに読んでほしい。参考になると思う。
ワンパンマン
一撃必殺! 強くなりすぎて、どんな凶悪な怪人もワンパンチで倒してしまうヒーロー“サイタマ”。平熱系最強ヒーローの伝説開幕!! WEB界のカリスマと超絶絵師タッグが贈る、日常ノックアウトコミック!!
もともとWEBマンガだったワンパンマン。ギャグマンガあんまり読まないんだけど、これはおもろかったです。世の不条理を主人公サイタマを通じて教えてくれます。笑