Spirit Fest / Rain Rain 【おすすめ楽曲】

Spirit Fest

今日も今日とて、音楽レコメンド。今回は、「 Spirit Fest 」のご紹介。

Spirit Festは、テニスコーツとThe Nortwistの主要人物、Rayon名義でも知られているMarkus Acherとのコラボレーション名義です。

もともとの、Markus Acherがテニスコーツの熱狂的なファンだったいうから驚き!

そんなSpirit Festの新譜「 Rain Rain 」がいいんです、すごく。

秋雨の降り続く、今にぴったりの曲です。

温かいようで、冷たい。

今週末も雨が続くらしいので、雨音と一緒にこの曲を聴く休日も悪くないと思います。

Spirit Fest

そもそもの始まりから。テニスコーツとマーカス・アーチャー(The Notwist、Lali Puna、Rayon)の直接的な出会いは2年前の2015年冬のことになる。

Lali Punaの東京公演に「ぜひ会いたい」とテニスコーツを招待したのは、他でもない二人の熱烈なファンだったマーカス本人だった。

遡ること10数年前、友人でもあるThe Pastelsのスティーヴン・パステルを介して、日本のインディ・ミュージックに興味を持ったマーカスは、スティーヴンの経営するレコード・ショップ、モノレール・ミュージックで多くの日本人アーティストを知ることになるのだが、その中でも特に大ファンになったのがテニスコーツだった。

植野の作るノスタルジックで繊細なメロディと、透き通ってどこか哀しいさやの歌声。

そこには、これまで古今東西数多くの音楽に触れてきたマーカスにして、これまで耳にしたことのないオリジナルの世界だった。

すっかり二人に魅了されたマーカスは、どっぷりその世界にはまり込むのだが、それと同時にむくむくと心の奥底から湧き立ってきたのが、彼らと共演してきた他のミュージシャンのように「自分も二人と共演したい」という強い思い(ミュージシャンの性)だった。

話を両者が出会った2年前に戻そう。導かれるように初めて顔を合わせた3人は、その場で意気投合し、翌年にはマーカスの地元、ドイツのミュンヘンで彼が主催する音楽祭にテニスコーツを招聘することとなる。

同時にマーカス及びその友人たちと彼のプライベート・スタジオで夢だったセッション&レコーディングを行った。

それが昨年2016年の冬。一連の作業の中でさらに親交を深めた彼らは、正式に新ユニット、Spirit Fest結成へと発展した。

メンバーは中心となったテニスコーツとマーカス・アーチャーの3人に加え、Notwistのメンバー、チコ・ベックと、イギリス人でJam Moneyを主催するマット・ファウラーを加えた計5人となる。

Spirit Fest: Rain Rain


Spirit Fest: River River

DISC

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