【おすすめビートメイカー】Junes K (ジュネスケー)

今更オススメって言うのも申し訳ないぐらいとても素晴らしいビートメイカー・アーティスト Junes K さんです。

ビートグランプリ界隈では既にスターなんですが、改めて彼の素晴らしさを書いておきたいと思いました。

Junes Kの存在を知ったのはビートグランプリCLASH 2019の予選先行会でした。所謂サンプリングミュージックですが、素材のチョイス、グリッドにとらわれないグルーヴ感。カオスだけど、崩壊しないギリギリのラインはキープするバランス感覚。

「センス」ということなんだろうけど、どういった文脈でこういった感覚が生まれたのかすごく興味深い。なので、一回ゆっくり話したいです。Junes Kさんお願いします!

ぜんぜん違うかもしれないけど、USのHIPHOPからの影響はあまりないんじゃないかな?Junes Kさんの音最初に聞いた時、Art Of Noiseが思い浮かんだんですよね。

あそこまで実験的ではないにしろ、UKロックとHIPHOPが融合して生まれたなんだか薄暗いけど、ブラックではないロンドンの曇り空みたいな情景が浮かんだ。うまく説明できないな・・・いい意味でちょっとシリアスだったんだ。クールとも言うか。

リスナーに全く媚びてない。すごくPUNKなビートミュージックなんだよね。

音数半端ない曲とか結構多いのに、ぜんぜん破綻しない。どうなってんだよ〜と考えても全くわからない。かなり深いところまで潜らないとこういった音楽は生まれない。

読んでいただいてわかるように、今まで聴いたことのない類のビートミュージックだと言うことは確かで、知識とか技術とは違ったところの積み重ねが重要だとJunes Kさんの作品から日々勉強させてもらってます。

なんだか最近のSNSの動向見てるとめちゃくちゃギター練習してるようで、また新たなカオスが生まれてくることを楽しみにしています。

まだ聴いたことがない方は、絶対聴いておいた方がよいアーティストの一人です。

Junes K (ジュネスケー)

福岡県在住。ビートメイカーとグラフィックデザイナーの顔を持ち、その類い稀な才能でOTAIRECORDが開催する「ビートグランプリ CLASH 2019」で優勝

OLIVE OILとPOPY OILが主宰する【OILWORKS】からアルバム2作をリリースし、環ROYへのREMIX提供、2021年には初の個展を開催の他、2022年1月リリースの楽曲「Songbook」がSpotifyグローバルのビッグプレイリスト『Fresh Finds』にピックアップされる等、今注目を集めるビートメイカー。

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