<イベントレポート>InMusic presents アナログレコードって何? -今日からはじめるレコード生活

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 4/28にTime Out Cafe & Dinerにて行なわれた「In Music presents アナログレコードって何? -今日からはじめるレコード生活」のレポートです。

今回も、制作&現場進行を担当させて頂きました。

最近、色々なメディアで取り上げられている『アナログレコード再熱説』。とはいえ、実際のところどうなのか?本イベントを開催するまで、個人的にその情報が確かなのか、正直わからないところもありました。

一部のレコード好きな人達が再熱しているだけなのかな?と思っていたんですが、今回のイベントには、老若男女とはず、多くの方々にご参加頂けました。

若い世代の人でも、レコード、アナログプレーヤーに興味を示している方々がいらっしゃるということは、アナログ世代としては単純に嬉しく思いました。

一口にアナログレコードといっても、非常に奥の深い世界です。レコードのメンテナンスや、アナログプレーヤーの設定、針圧の設定からカートリッジの選定まで、すべてを話そうとすると、到底時間が足りなくなってしまいます。

今回のイベントは、アナログレコードについての基本的且つ重要な部分に焦点をあてて、進めさせていただきました。

本イベントで、少しでもアナログレコードの魅力を伝えられたとしたら、とても嬉しく思います。

今後も、アナログレコードの深層世界を掘り下げていける様なイベントを開催していきたいと考えています。

イベント風景

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司会&講師のOTAIRECORDようすけ管理人(左)、東洋化成小林氏(右)

今回は、レコードのプレス等で世界的に有名なアナログレコードとは切っても切り離せない企業である、東洋化成の小林氏をゲストスピーカーにお迎えいたしました。

日々アナログレコードを扱っている小林さん。レコードに関しての知識量に脱帽いたしました。時間があれば、まだまだお話を伺いたかった…。

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in Music JAPAN 代表取締役社長 青木氏

「 音楽は、手で触れると楽しい件」と題して、実際にメディアに触れる体験の重要性についてお話頂きました。時代とともに音楽の楽しむ形式が変わっていく中で、普遍的なモノ、即ち自分の手で音楽に触れるという体験の必要性について、改めて考えさせられる内容でした。

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今回の会場は、恵比寿にあるTime Out Cafe & Diner

OTAIRECORD DJ UNIVERSITYでは、2度目となるTime Out Cafe & Dinerさん。とても素敵な雰囲気&素晴らしいスタッフの方々。ネット環境や電源も完備しているので、作業場としても素敵な空間です。

今月もセミナーでお世話になるので、今後ともよろしくお願いします!!ODUは、Time Out Cafe & Dinerを応援します。笑

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様々な職種の方々がいて面白かったです。たくさんのご参加心より感謝です!!

様々なバックグラウンドを持った方々がいらっしゃってとても面白かったです。ラジオのDJをされている方や、元レコード店のスタッフさんなどなど、参加者の方との交流も毎回楽しみの一つとなっています。

中には、カッティングエンジニア(レコードを作る職人さん)になるのが夢だっ!て方もいらしてて、東洋化成の社長さまと嬉しそうにお話されていた場面を見て、これだけでもセミナーを続けてきた意味があったのかな〜と、ちょっと感動してしまいました。

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アナログプレイヤーION AudioのArchiveLP、MaxLPの試聴体験コーナーもありました。

今バカ売れ中のArchiveLPMaxLPの試聴コーナーも充実していました。実際にプレイヤーに触れる事で、レコードを聴く!という体験をしていただきました。

初めてレコードに触れるという方もいらしてて、アナログレコードの魅力を体験として持ち帰って頂けたのではないでしょうか。

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手元カメラを使って、細かいセッティングに関してお話しました。 

長年DJをやっている人でも、意外と針圧設定や、メンテナンスに関しての知識が曖昧だったりってこともよくあります。今一度基礎を見直す事で、より充実した楽しいアナログライフを送る事ができるのでは!?

まとめ

アナログレコードとは、一般的には、過去の産物なのかもしれません。しかしながら、新しい物がすべて正しいのか?というと、そういうことでもありません。

音楽を聴く為に、レコードプレイヤーの電源を入れ、レコードをセット、針をレコードの溝に落とす。この一連の動作をする事で、音楽への愛情が増すように個人的には感じています。

音楽を大切に扱うことは、アーティストにとっても、リスナーにとってもメリットしかありません。時には、BGMとして音楽を扱うのではなく、一曲一曲を吟味して聴くことも必要なのではないでしょうか。

とはいえ、アナログレコード&プレイヤーかっけーだろ!イエイ!みたいなスタンスでもありません。

音楽はファッションと同じように、常に最先端の技術を取り入れ、新しい文化を創っていくモノだと思います。

古き良きモノ、文化を大切にする、未来に向かって常にエンドユーザーに初期衝動を伝える様なモノ、文化の創作、両方のベクトルが必要なのかな?と今回のイベントを通じて感じました。

次回のODUセミナーは、「音響、自分でやってみる。1から始めるイベント音楽 PA講座」です。こちらもぜひぜひ、よろしくお願い致します。

『OTAIRECORD DJ UNIVERSITY』とは?

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OTAIRECORD DJ UNIVERSITYとは、音楽の文化をより多くの人に伝えるべく、あなたの音楽知的好奇心を満たすために設立された団体です。

昨今の音楽文化は、関係者の努力やインフラの発展などにより、 「感覚的に」音楽を楽しむことが多くなってきました。

もちろんそれは便利でとても素晴らしい傾向だと思います。

しかし、一方で、困難だったり技術的にレベルが高い物などが、 使われにくいものとして、逆にどんどん門戸が狭くなっていくような傾向もございます。

そういった、ある程度予備知識が必要な音楽機材だったり知的好奇心が満たされるような体験などを提供していきたいと思っています。

また、地域の音楽好き同志が集まり、新しいコミュニティに発展したり、音楽好き同志をつなげていくようなイベント展開を進めてまいります。

ということです。
詳細は、『OTAIRECORD DJ UNIVERSITY』の公式ページにてご確認ください。

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