日本史の謎は「地形」で解ける。

日本史の謎は「地形」で解ける (PHP文庫) 文庫 – 2013/10/3

インプットをする時、よく言われるのが「読んで」→「書いて」→「議論する」事で、より理解が深まるといった説がある。

全く同感というか、ここ数年インプットは続けているけれども、全く身になっている実感がなかった。

特にコロナの影響や、住んでいる環境が変わったことから、誰かと議論する機会が圧倒的に少なくなってしまった。その為、何気ない会話の中や撮影時に話ときなど、とにかく言葉が出てこない。

年齢的なこともあるのかもしれないが、個人的にかなり深刻な状況だと思っている。

だから、少しでも改善するために今年は色々と変えていく予定だ。

その一つとして、できるだけやりっぱなしにせず、ここのブログなどでまとめることをしていこうと思う。

さて、2022年最初に読んだ本が竹村公太郎著”日本史の謎は「地形」で解ける”である。

筆者は、建設省にて20年間ダム技術者として地形や気象と格闘を繰り返し、全国各地の河川の治水と国土保全の行政に携わってきたという。

その経験から、歴史と文化の定説を地形と気象から改めて見ることで、定説にはなかった独自の解釈を展開している。

織田信長から徳川家康、明治維新といった国内に纏わる歴史から、ピラミットの建設理由まで非常に幅広い知見を学ぶことができた。

日本人の勤勉さや倫理観は、遺伝子的な物が作用しているのではなく、日本の目まぐるしい気象の影響を強く受けているという。

また、日本人の宗教観にも触れ、自然の影響を強く受ける土地で生きていく為には、「無原則性」が必要不可欠だったと筆者は説いている。

個人的には、腹落ちする内容が多く、とても興味深かった。

特に、これからさらに深刻化するエネルギー問題について、水力発電の可能性(日本の優位性)を知ることができたのはとても良かった。

仮想世界が大部分を占めるであろう未来について、個人的にはメタにあまり積極的になれない感情がある。

この本の主題のような、日本固有の地理だったり環境に興味がある。

早々に既得権益すらも崩壊している限界集落にでも行って、小さなコミュニティを作ることが良いのかな〜と思った新年でした。

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