天才バンド ( 奇妙礼太郎 )【おすすめバンド】

天才バンド

今回のご紹介は「 天才バンド 」です。

昨日、偶然が重なり、急遽リキッドルームで行われた天才バンドのLIVE「 諸君!ロックの秘密文書をこのクソみたいな世界から奪取せよ!ツアー2017 」に遊びにいきました。

もちろん、前から天才バンドの存在は知っていましたし、奇妙礼太郎さんの歌声のファンでもありました。

しかしながら、生でステージを見たことはなかったので、彼らの本当の魅力はわかっていなかったのかもしれません。

それもあってか、はじめは2〜3曲聴いたら退散しようと思っていたんですが、結局最後までいました。笑

もっとポップなイメージが強かったんですが、LIVEではロックだし、ブルースだし、ロカビリーだし、ジャズだった。

奇妙礼太郎さんが歌いだすと、空気がパンッと一変する。

空間を切り分けて、声の波が耳に直球で入ってくるというか、スパンッて感じで届く。

パンッとかスパンッとかわかりにくいかもですが、とにかく耳にも体の中にも届くんです。

「 天才バンド 」なんてよくもこんなハードルの高い名前つけるな〜と思っていたんですが、いやはや本当に演奏が天才的でした。

ベース&鍵盤のSundayカミデさん。こんな人いたんだ〜と本当にビビってしまった。

奇妙礼太郎さんの存在感はもちろんあるんですが、Sundayカミデさんありきのバンドなんだな〜と思う程、素晴らしかった。

あと、曲間のトークが本当に面白かった!

正直、LIVEでトークが長いアーティストは少し苦手なんですが、いつまででも聞けたし、どこからがトークでどこからが演奏なのかわからない程、スムーズにトークから曲に滑り込んで行く。

演奏者としての力量があってこそのパフォーマンスなんだな〜と思います。

とにかく気取ってなくて、良い意味でラフで、とても身近な存在と感じるんだけど、曲が始まると一気に飛ばされる。

本当にこの人達何なんだ。笑

奇妙礼太郎さんは、音楽を愛しているというか、音楽に愛されているというか、音楽と出会えてよかったね!!と友達の様な感覚になってしまった。

音楽は、きらびやかで温かい側面もあるが、どうしようもなく孤独な側面もある。

個人的に好きなミュージシャンは、皆、孤独や鬱屈とした感情と共に生きている人達だと勝手に想像している。

奇妙礼太郎さんも音楽(ギター)と向き合い、孤独な時間を日々重ねているのだろう。

孤独と向き合い続けることでしか到達できないステージが必ずあると信じてやまない。

だから、その感情をステージで吐き出すことで、声の波以外の何かが聴いている人達に届いているのではなかろうか。

今まで天才バンド程、LIVEで体感しなくてはいけないと思ったバンドはいなかったかもしれない。

絶妙なタイミングでお誘い頂いた友人に心から感謝です。

ぜひ、音源聴いてみてください、LIVEに足を運んでみてください!!

天才バンド

天才バンド Video

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天才バンド ロッケンロールべいべー

天才バンド Disc

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