ニコニコ超会議に参加して感じた事。

ニコニコ超会議
先週の土、日曜で幕張メッセにてニコニコ超会議2が開催されました。

業務の一部で、ニコニコ動画さんとお仕事をさせて頂いているということもあり、ご挨拶と視察を兼ねて参加してきました。

朝の入場混雑を避ける為、日曜日の午後から参加したのですが、それでも入場待ちの列がかなり続いていました。 会場の中に入ると、初音ミクの痛車があったり、本物の戦車があったり、アイドルのコンサート、その横で自民の石破さんが演説していたり、民主の菅さんが原発について語っていたり、200人ぐらいがみんな同じ踊りを踊っていたり…カオスとはこういう事を言うのか〜と思うような光景が展開されていました。

あえてイベント全体に統一感を持たせる事はせず、ユーザーが純粋に面白いと思って作ったコンテンツにニコ動さんが手を加え、限られたスペースに詰め込んだといった印象を受けました。

オフラインイベントなんですけど、何だかネットサーフィンしているような気分にさせてくれる異常な空間でした。Youtubeで芸人のコントを見てたんだけど、気付いたらYoutubeで音楽聞いてたみたいなことありますよね?そんな感覚でした。わかり辛い例えかな…

今回一番驚いた事は、参加した企業や個人ブースすべてがそれなりに盛り上がっていた事です。こんな地味なコンテンツなのに並んで参加するんだ!!とちょっと感動してしまった。
例えば、ひたすら体力測定をしてくれるブースとか(笑)

普通のイベントだと、どうしてもブースによって盛り上がっているブースと閑散としてしまっているブースとに偏りができてしまうものなんですが、ニコニコ超会議の場合、どこのブースにもユーザーがいてそれなりに盛り上がっていました。
イベント制作の経験がある方は共感してもらえると思いますが、これは本当にすごいことでなかなか達成できることではないんです。参加してるみんなが楽しむ準備がちゃんとできていて、ポジティブな気が会場全体を包んでいる。

知っていたつもりでいましたが、完全に面食らってフリーズ状態でした(笑)ということで、かなりのカルチャーショックを受け、頭の中はぐしゃぐしゃだったんですが、今までのエンターテイメントの形が根本から変わってきているな〜と強く感じました。

一般市民が爆音で踊っている隣で総理大臣が演説している絵を見て、いい国だな〜と感動してしまった。来年も開催されるかわかりませんが、既成概念をとっぱらってぜひ一度みなさんも参加してみてください!!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です