「何かおもしろいことやろうよ!」は、大概形にならない。

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photo credit: JD Hancock via photopin cc

最近ブログ更新がんばってる自分。毒にも薬にもならないような内容ですが、なんだかんだで月間1万PVぐらいありまして、これは少しずつでも更新していかないとな〜と思った訳です。

表題にもなっている「何かおもしろいことやろうよ!」という言葉、自分がフリーで仕事している所為なのか、色んな所でよく耳にします。だいたい初対面の方から言われるケースが多いんですが、これを言われると少し身構えてしまう自分がいます。

何か一緒に物事を作って行きたいとおっしゃって頂けることは、大変うれしいことなんですが、「何かおもしろいことやろうよ!」が実際に形になったことは私の経験上、一度もありません。まぁ社交辞令の要素も含まれているのかもしれませんが、自分アホなんで毎回真剣に考えてしまいます…。

よくよく考えれば形にならないのは当たり前で、「何か」の時点で、はじめからビジョンも何もない訳です。そのビジョンを無理くり作る為に、無駄に打合せを重ねたりして、非常によろしくないスパイラルがはじまってしまいます。

おもしろいことをやろうとすることが悪いと言う訳では全くないんですが、物事の順番がおかしなことになっているケースが非常に多いなと思います。「これをやりたい!」っていう欲求がまずあって、それを実現する為には、誰の力が必要なのか?誰と実現したいのか?話を持って行くヒトにとってのメリットは何なのか?。各々が明確になって初めて物事が進み始めるのだと思います。

何かしていないと不安になることは私もよくありまして、何かおもしろそう!と思ったモノにすがりたくなる気持ちもすごくわかります。ただ、そんな時こそ冷静になって、俯瞰して物事を見つめる必要があるのだと思います。

まぁ偉そうなこと言えたあれじゃないんですが、ビジネスにおいて「何かおもしろいこと」といったフワッとしたものを追いかけることのリスクって、思っている以上に高いんじゃないかなと思った次第です。

個人的に「おもしろいこと」は、しっかりとしたビジネススキームが完成していて、そこに隠し味として「おもしろいこと」をパラパラッと振りかけるぐらいが丁度いいのかな〜と考えます。はい、生意気いってすみませんでしたm(_ _)m

“「何かおもしろいことやろうよ!」は、大概形にならない。” への2件の返信

  1. 私も、趣味の範囲ですがPAをしていて、
    それこそ、「せっかく機材があるのだから」と
    「何か面白いことやりたいな」ってのは常々考えています。
    でも、その危うさに薄々気付いていましたが、改めて考えさせられました。
    今一度、頭の中にある構想を練り直したいと思います。

    • そうですね〜とりあえずやってみるってのも大切だと思うんですが、具体的じゃないと中々形にするのが難しいように思います。だいだい、あやふやになって終わってしまうことが多いです。

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