スピーカースタンド 導入を強くオススメします。

スピーカースタンド

photo credit: remij1cm Midnight Sessions via photopin (license)

こんにちは〜今回はスピーカースタンドについて、まとめてみたいと思います。

先日記事にした、DTM 作業机、デスクって意外と少ないから調べてみた。でも話ししたんですが、スピーカーをデスクに直置きにするとやはり机のスペースが狭くなって、作業がしづらかったり、机や床が共振してしまって、音の定位がぐちゃぐちゃになってしまうなど、様々な問題が起こります。

ですので、スタンド使用可能な環境下でしたら、やはり導入することをお勧めします。

まずは、スタンドの役割や、注意点についてお伝えしたいと思います。

スピーカースタンド 導入のススメ

スタンド の役割

スタンドの役割は、いくつかあるので、一つ一つ説明していきたいと思います。

試聴位置を調整する。

まず、大前提としてスピーカーの高さを耳の高さに合わせる必要があります。

もっと言うと、スピーカーのツイーターの位置と耳の高さを同じにします。

ツイーターとは、スピーカーシステムの中で、高音部を担当するユニットを指します。

ある程度の高音質再生を行う際、高音域を独立させる必要がある為、DTMのモニタースピーカーや、高級オーディオのリスニングスピーカーは、ほとんどの場合ツイーターがついています。

では、なぜ高音部を担当しているツイーターに耳の高さを合わせなくてはいけないのか?

音は、音の高さ(周波数)によって進み方(指向性)に違いが出ると言う性質を持っています。

このことを簡潔に説明しますと、低音域の指向性は広く、高音域になればなるほど指向性が狭く、直進する性質を持っているということです。

ですので、角度がずれてしまうと、本来聴こえるべき高音の音量(デシベル)が下がってしまったり、定位を掴みづらくなってしまいます。

だからこそ、試聴位置を調整できるスピーカースタンドの役割は重要なのです。

不要な振動を調整する。

スピーカーを机や床に直置きしてしまうと、共振や反射音でやはりエネルギーの強い低音が濁ります。

スピーカーからは、振動エネルギーが多く発生しています。

その振動をスタンドで、調整することで初めて本来のスピーカーのポテンシャルを引き出すことが可能になります。

また、難しいところがただただ振動をキャンセルできるスタンドを選べばいいのかというとそうでもありません。

スタンドで振動を全てキャンセルすると、振動がスピーカーに逆流してしまいます。

スピーカーの箱(エンクロージャー)自体も振動するので、ある特定の周波数が上がってしまい、これもまた本来の音質を表現できなくなってしまいます。

ですので、ただキャンセルするのではなく、適度に振動を伝えてくれる、振動を減衰しきれなかった場合は、外に逃がしてくれるスピーカースタンドを選ばなくてはいけません。

木のスタンド、金属のスタンドの違い

スタンドには、木製で作られたものと、金属で作られたものとがあります。

一般的に、木製のスタンドは木の響きが乗るので、柔らかく聴きやすい音質傾向にあり、金属のスタンドは振動吸収を優先して作られる傾向が強いので、硬い音質傾向があると言われています。

しかしながら、素材の硬さによって硬い音になったり、柔らかい音になったりするので、どのような素材で作られているのかチェックする必要はあるかと思います。

例えば、金属製のスタンドを使用していて、もう少し柔らかい音を目指したいという状況になった場合、木製のインシュレーターを間にかませて調整することもあります。

最終的には、試聴 or 制作するジャンルや質感でチョイスすればいいので、自分の好みの音で判断すれば良いかと思います。

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