スタイルに合わせたオススメ レコードプレイヤー (ターンテーブル)の選び方。

レコードプレイヤー

photo credit: mats.edenius The Beat Goes On via photopin (license)

こんにちは、今回は レコードプレイヤー ってどれ買えばいいの?という疑問について、書きたいと思います。

私の最近の日課ですが、朝起きてまずお気に入りのレコードをレコードプレイヤーにのせ、音楽をかけながら仕事に行く準備をすることです。

パソコン立ち上げて、iTunesをポチッ!でもいいんですが、自分にとってはそれだと何だか味気なく感じてしまいます。

アナログの音が好きってのもあるんですが、レコードをかけるまでの動作が個人的には好きで、自分にとって大切な時間なんです。

皆さんアナログレコードに興味を持った理由は人それぞれあると思いますが、レコードを聴く環境、目的もまた人それぞれ違うと思います。

手軽にレコードを楽しみたい人、レコードプレイヤーを使ってDJをしたい人、とにかく良い音でレコードを楽しみたい人。

目的によって、必要なレコードプレイヤーも変わってくると思うんですが、正解はないので参考程度に読んで頂けると幸いです。

スタイルに合わせた レコードプレイヤー の選び方

レコードプレイヤーについて

まず、プレイヤーの紹介の前に、アナログレコードを聴く為には何が必要か?について、簡単に説明します。

この説明が当てはまらない機種もありますが、一般的な認識として知っておいてもらえればと思います。

レコードを聴くのに必要なもの

・レコードプレイヤー
・レコード針(カートリッジ)
・フォノイコライザー
・スピーカー

基本的には、上記4種類が必要になります。

これを見ただけでもうよくわかりません、、という方は、飛ばしてもらっても大丈夫です。

次の項目で、この4種類が一つにまとまったレコードプレイヤーを紹介しているので、それを購入すれば問題ありません。

ここからは、基本を知っておきたいという人は読んでください。

まず、当たり前ですがレコードプレイヤーが必要です。

しかし、多くのプレイヤーは、レコード針が必要になります。※始めから付属しているものもあります。



上図のような針が、レコードの溝に掘り込まれている細かい音のデータを読み取り、電気信号に変えます。

そして、次に必要になるのが、フォノイコライザー。

フォノイコライザーは何をするかというと、簡単にいうとレコード針で電気信号に変換したデータを補正(増幅)させる為に必要になってきます。

細かい話しをすると、レコードの溝を掘る際、高音は大きい音、低音は小さい音で刻まれているので、そのバランスをフォノイコライザーで調整し、音を増幅させます。

そして、フォノイコライザーからアンプを経由して、スピーカーに繋いで、初めて音が出る仕組みになっています。

ただ、アンプが必要ないケースもありまして、それはアンプがアクティブスピーカー(アンプが内蔵されているスピーカー)の場合は、フォノイコライザーから、アンプに直接ケーブルを繋げば、音が出る仕組みになっています。

パッシブスピーカーとアクティブスピーカーについては、以下の記事で触れているので、ご参考までに。

BOSE DS16Fを使った店舗スピーカーの設置方法について。

手軽にレコードを楽しみたい人

ではでは、目的別にレコードプレイヤーを紹介していきたいと思います。

とにかく手軽にレコードライフを始めたい方、手軽にレコードが聴けて、尚且つデザインにもこだわりたい!!という方にオススメのレコードプレイヤーについてです。

上記で、レコードプレイヤーから音が出るまでを説明しましたが、これから紹介するプレイヤーは、アンプやフォノイコライザー等がプレイヤーに内蔵されているモデルです。

ION Audio Archive LP



Archive LPは、レコード針が初めから付属されていて、フォノイコライザー、アンプ、スピーカーまでもがレコードプレイヤーに埋め込まれている、オールインワンモデルです。

レコード置いて、針を落とすだけでレコードが楽しめます!!

また、USBでパソコンとArchive LPを繋ぐことで、アナログレコードの音をデジタル変換してパソコンにデータとして取り込むことが可能です!!

内蔵されたスピーカーでは物足りない!という方は、別途アクティブスピーカーをご準備いただき、RCA端子のケーブルでArchive LPと接続してもらえば、大音量でレコードを楽しむこともできます。

価格帯も非常にリーズナブルなので、まさにこれからレコードを楽しみたいと考えている人にうってつけのレコードプレイヤーです。

すでにDJ用のターンテーブルを所有されている方でも、リビングとかにリスニング用として設置しても重宝するかと思います。

付属のレコード針は消耗品なので、いずれ交換が必要です。

交換針は、単体で購入可能なので、安心ですね。



AKAI Professional Bluetooth対応 BT100



音楽制作機器を多数取り扱っていて、HIPHOPの制作ツールとして欠かせないMPCのブランドとして有名なAKAI ProfesshinalからBT100。

こちらのレコードプレイヤーは、スピーカーが内蔵していないんですが、Bluetoothペアリングが使用できることが、最大のメリットかと思います。

フォノイコライザーは内蔵しているので、プレーヤーとお手持ちのBluetooth対応のスピーカーを接続すればOKです!

高級感溢れるビジュアルとなっている為、Barやcafeなどで使用するにはもってこいのレコードプレイヤーです。

Archive LP同様、USB出力端子とパソコンを接続することで、パソコンへのデータ変換も可能です。

BT100の交換針は、Numark GTRSに対応しています。



DENON DP-200USBK



DENON DP-200USBKは、フォノイコライザーが内蔵になっているプレイヤーです。

別途アクティブスピーカーを購入し、接続すればすぐにレコードが楽しめます。

DENON DP-200USBKの優れているところは、本体にUSBメモリを差し込んでスタート、録音ボタンを押すだけで、レコードの音をMP3のデータに変換、保存してくれる機能です。

保存したデータの無録音部分(1曲目が終わり2曲目が始まるまでの無音部分)などを検知して、トラック分けをしてくれるソフトも付属されているので、iTunesに録音したデータを入れて楽しむのに非常に便利です。
(※ 対応OS/Microsoft Windows 7/Vista/XP/2000(32bit版))

操作が非常にシンプルでわかりやすい為、思い出のレコードなどをデータとして保存したい方にうってつけだと思います。

また、レコード初心者の方が最初にぶつかる難関が、針をレコードに落とす作業です。

初めはレコードのどこに置いていいのかわからないとか、針のどこを持てばいいのかわからないという人も多いと思います。

DENON DP-200USBKには、フルオートプレーヤーシステムが搭載しているので、レコードのサイズ(30cm(12インチ) or 17cm(7インチ))を選択するだけで、自動的にアーム(針がついている棒)が移動してレコードを再生してくれます。

再生が終わったら、アームが元に戻り、曲を終了してくれるので、初心者の方でも安心です。

こちらも交換針が単体で購入可能なので、問題なし!!



レコードプレイヤーを使ってDJをしたい人

アナログレコードでDJをやってみたいという方にオススメのレコードプレイヤー、ターンテーブルについてです。

ターンテーブルを回転させる方式として、ベルトドライブとダイレクトドライブがあります。(糸ドライブというものもあります。)

ここでは、細かな説明は省きますが、基本的にターンテーブルを使ってDJする場合は、ダイレクトドライブのターンテーブルを選んでください。

DJとは、曲と曲をスムーズにミックスすることで、1時間なら1時間全体を通して、1曲ずつ聴くのとは違った新たな価値を生む作業です。

ミックスするにあたり、指でレコードに直接触れて、次にかける曲をどのポイントでスタートするのか、スタート地点を行ったり来たりさせて、タイミングを測ります。

スタートさせるタイミングがずれると、曲と曲のリズムがずれてしまい、心地良さが欠けてしまいます。このことを業界用語でドタルと言います。笑

DJをする上で、なぜダイレクトドライブ方式のターンテーブルじゃなきゃダメなのか?

それは、レコードから指を離した時の曲の立ち上がりがスムーズに行われないと、いくらタイミングを合わせたとしてもリズムがずれてしまうからです。

ベルトドライブとダイレクトドライブを比べると明らかに、回転力が違います。

スクラッチ(みんながDJを真似する時にするズクズクってやつ)をするDJなんかは、特に回転力が必要とされる為、みんな絶対条件としてダイレクトドライブのターンテーブルを選びます。

ですので、ダイレクトドライブを搭載したプロユースのレコードプレイヤー、ターンテーブルをご紹介していきたいと思います。

Technics SL-1200シリーズ

もう説明不要かと思いますが、Technics SL-1200シリーズ。

すでにSL-1200シリーズは、Tecnicsが一度休業してしまった際に、生産中止となっています。

しかしながら、まだまだクラブやCafeなどでは、現役バリバリでSL-1200が使用されているところがほとんどです。

SL-1200シリーズは、本当に丈夫に作られており、私の家でも18年前に買ったSL-1200MK3Dが現役で頑張ってくれています。

今は、中古で探すしかありませんが、状態の良いものと出会ったら即買いをオススメします。

友達から聞かれても、結局良い状態のSL-1200を探した方がいいと答えてます。

修理業務はまだ行っていると思いますので、症状によっては修理出して使用することも可能だと思います。

Pioneer DJ PLX-1000



常にDJシーンを牽引してきたPioneer DJからPLX-1000。

Technics SL-1200の次なるスタンダードといっても過言ではない、操作性、音質に拘ったプロユースのターンテーブルです。

スタートボタンやピッチシフターなど、ほぼSL-1200と同じ配置になっている為、違和感無くL-1200から乗り換えることができるのではないでしょうか。

価格帯が若干高めですが、それに見合うパフォーマンスが期待できると思います。

Reloop ダイレクトドライブ ターンテーブル RP-7000



ヨーロッパ圏で圧倒的な知名度と人気を誇るDJ機器ブランド「Reloop」。

RP-7000は、上質なメタリック塗装がされていて、高級感、重厚感があるターンテーブルだな〜といったイメージを持っています。

もちろん、ビジュアル面だけではなく、トルク(回転力)の強さ、振動やノイズにも動じないデバイス、高解像度デジタルフェーダーなどなど、細部まで拘って作られています。

また、便利なのがPHONO出力とLINE出力を切り替えることができるところです。

LINE出力が可能ということは、フォノイコライザーがターンテーブルに内蔵されていて、そのままアクティブスピーカーに接続するだけで、音がでるということです。

通常DJをする際は、DJミキサーとターンテーブルとをPHONOで接続し、ミキサー内のフォノイコライザーを通って音を増幅、スピーカーに接続して音を出す流れでセッティングします。

あくまでリスニング用でこのターンテーブルを使用するという方は、フォノイコライザーを別途購入すること無く、LINE出力で楽しむこともできます。

ただ、より良い音で聴きたい、歪みやノイズを極力除去したいという方は、単体でフォノイコライザーをご準備頂いた方が良いかなと思います。

とにかく良い音でレコードを楽しみたい人

正直言いまして、高級オーディオ、ピュアオーディオについては、あまり詳しくないので適当なことは言えないんですが、本当に良い音でレコードを楽しみたい場合、レコードプレイヤーだけ高級なものを買っても意味がありません。

電源タップや、ケーブル、アンプにスピーカー、レコード針、フォノイコライザーなどなどすべてにおいて拘ってセッティングしていく必要があります。

ですので、まずはオーディオ店で行われている試聴会やオーディオフェアなどの展示会に足を運ぶことをオススメします。

少し敷居が高いイメージもあるかもしれませんが、丁寧に教えてくれるオーディオショップもありますので、気負うことなく色々なお店を回ってみてはいかがでしょうか。

私が以前に務めていたオタイレコードにも、オーディオ部門のオタイオーディオがあるので、興味がある方は、色々と質問してみると良いと思います。

お客様への対応は間違いない企業なので、おすすめです!!

OTAI AUDIO

また、ただ高級な機材を買えば音が良くなるかと言えば、決してそうでもありません。

大切なことは、自分基準で聴いて気持ちの良い音かどうかを判断することです。

人それぞれ感性も違うので、正解は無いと思います。

自分の耳を信じて最善の選択して頂けたら幸いです。

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