今年のハロウィンは『HALLOWEEN MASQUERADE PARTY 2013』に行くべき。

MASQUERADE PARTY

そろそろハロウィンの季節到来ということで、来週末あたりからハロウィンイベントラッシュが始まります。数あるハロウィンイベントの中で、これは行った方がいいぞ!と思うイベントを紹介します。日程は、10月26日(土曜日)場所は代官山UNIT。

「HALLOWEEN MASQUERADE PARTY 2013 supported by SOL REPUBLIC」at 代官山UNIT

このイベント、キャストを見てもらえば説明不要かと思います…。

アンビエントハウスのレジェンド『808 State』や、大沢伸一と若野桂による先鋭ユニットの『9117』など、なかなか見る事のできないアーティストが多数出演します。
個人的には『砂原良徳』のキャスティングが一番熱いです!!

その他にも、DJ Quietstorm、やけのはら、DE DE MOUSE + Takashi Yamaguchiなど、House、HIPHOP、エレクトロポップなど様々な音色を楽しめるイベントになるのではないでしょうか。

プリミティブさんいい仕事しますな〜

都合付く人は絶対行くべし!!

ARTIST

9117 aka Shinichi Osawa & Katsura Moshino

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遂に初披露される大沢伸一と若野桂による先鋭ユニットの9117。1993年のデビュー以来、MONDOGROSSO、ソロ活動を通じて革新的な作品をリリースし続ける一方、プロデューサーとしてもジャンルを問わず国内外のアーティストと数々の作品を残してきた大沢伸一。そして、1980年代後半より先鋭的な感覚でNIKEのCMキャラクター、SONYから発売されたAIBOの工業プロダクト、エヴィアンのボトルラベルなどの国際的な広告グラフィック、デザインを手掛けるアーティスト若野桂。この天才的な音楽家と芸術家が、2011年に結成し、現在まで披露されていないプロジェクトが9117である。最先端のDJプレイに合わせ、数種類のハードウェアとアナログ・ガジェットを駆使し、リアルタイムで創造される世界観。サウンドとアートが共鳴するインタラクティヴなパフォーマンス。それぞれのフィールドで最前線を走り続けてきた両名のクリエイションが衝突するエネルギーは甚大だ。その内容は推して知るべし。ハロウィンという虚構の時だからこそ実現した、幻のユニットによるパフォーマンス。今後の予定も完全に白紙 というだけに見逃せない。

Giles Smith -Disco Set-

MASQUERADE PARTY2

Resident Advisorが「ヨーロッパで最も革新的で、刺激的で、そして楽しみに満ちているパーティー」と賞賛するsecretsundazeを牽引しているGiles Smith。Ricardo Villalobos、Mike Shannon、Luciano、AmeからCarl Craigまで、secretsundazeに招かれる豪華なゲストを見ればクオリティの高さにも納得できる。2007年にミックスCD『secretsundaze volume 1』、翌年には同タイトルvolume 2、2011年にはパーティー10周年を記念したvolume 3もリリース。secretsundazeの世界観を新しい形でアウトプットし、日本でも大きな話題を呼んだ。過去には本人もTime Out誌でBest New DJに輝き、イギリス国内はもとよりベルリンのPanorama Bar Weekend Watergate フランクフルトのRobert JohnsonやMonza、イビサのSpaceなど、数々の名立たるクラブでプレイしている。Martin DawsonとのユニットTwo Armadillosでも『Golden Age Thinking』をリリース。タイムレスに輝きを放つ作品として、Steve BugやLuke Solomonなど多くのアーティストから絶賛を得ている。今回の公演では自身のバックグラウンドの1つであるディスコ・セットを披露してくれる。

DE DE MOUSE + Takashi Yamaguchi

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エレクトロニック・シーンの異端児DE DE MOUSEと映像作家のTakashi Yamaguchiによるユニット。近年ではFUJI ROCK FESTIVALやRISING SUN ROCK FESTIVAL、SonarSound Tokyoなど多くのビッグフェスに出演し、更にヨーロッパへの遠征も盛んに行っているDE DE MOUSE。流麗に進む和音構成と相交わりから聞こえてくる煌びやかで影のある極上のポップ・ソングを奏で、沁み渡るような浮遊感と孤独感が彼の楽曲には共存している。2012年よりnot recordsを始動。同年PVのディレクションまでを自身でこなしたオリジナル・アルバム『sky was dark』をリリース。2013年8月、ライブ会場限定ミニアルバム『to milkyway planet』を発表。リリースツアーとして全国4都市8公演のプラネタリウムライブを開催した。対するTakashi Yamaguchiはプログラミングを駆使したメディアアート、MV、ライブ映像制作をおこなっており、SIGGRAPHやArs Electronicaなど、海外のメディアアートに関するイベントでの受賞、やくしまるえつことのユニットなど、幅広く活躍している。彼らが紡ぎ出す研ぎすまされた音と映像が相乗し空間に彩りを添える。

砂原良徳

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希代のエレクトロニック・ミュージック・クリエイター。電気グルーヴに1991年に加入し、その活動と平行しておこなっていたソロ活動では3枚のアルバムをリリースしている。その後1999年に脱退。2001年にアルバム『LOVEBEAT』を発表し、ミニマルで立体的かつ優美なフォルムを描く作品として世界的な評価を獲得した。その他にもACOの「悦びに咲く花」、映画「ピンポン」の主題歌となったスーパーカーの「YUMEGIWA LAST BOY」などのプロデュースを手掛けている。2009年には映画「ノーボーイズ、ノークライ」のサウンドトラックを制作。翌年、元スーパーカーのいしわたり淳治とのユニットを結成し、相対性理論のやくしまるえつこをボーカリストに迎え「神様のいうとおり」をリリースするなど、その活動は多岐に渡り、同じ場所には留まらない。同年ソロ名義のEP「subliminal」をリリースし、2011年には10年振りのオリジナルアルバム「liminal」を発表。前作で提示した絶対的な普遍性に加え、新しい秩序と価値観をアウトプットし、テクノやブレイクビーツ、エレクトロニカなどの要素を包括しつつも、そのどこにも属さない作品となり、鋭くアグレッシヴなサウンドがデザインされている。

http://youtu.be/qcgqzCMX9co

808 State

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マッドチェスター・ムーヴメントの中核的存在として数多のヒットを飛ばした伝説的ダンス・ユニット。1stアルバム『Newbuild』はUKエレクトロニカの名作として知られ、2ndアルバム『Quadrastates』 収録曲の「Pacific State」はアシッド・ハウスにおける不朽の名作として世界中で愛されている。1989年にはアルバム『90』をリリース、流麗なメロディーと洗練されたアレンジ、強力なダンスビートでロック層をも虜にするインパクトを持っていた。イギリスで最もポピュラーな音楽誌NMEは「80年代後半の808 Stateの作品は全ての音楽に革命をもたらした。Underworld、Orbital、Chemical Brothers達のインスピレーションとなっているのは明らかだ。」と評している。その後もBjork、New OrderのBernard Sumnerなどとコラボレーションをおこない、様々な音楽的要素を巧みに採り入れることで、ダンスユニットとしての可能性を拡げていった。新世紀に入ってからもコンスタントに作品を発表し、Aphex Twin主宰のレーベルRephlexからは未公開レア曲集『Prebuild』などもリリースされている。近年では20年以上にも及ぶキャリアを総括した作品『Blueprint』が発表された。

やけのはら

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カルト的な人気を博すDJとして、FUJI ROCK FESTIVAL、METAMORPHOSE、KAIKOO、SENSE OF WONDER、ボロフェスタなどの日本を代表するフェスに出演。また、年間100本以上の多種多様なパーティーでフロアを沸かせ、多数のミックスCDを発表している。ラッパーとしてもアルファベッツのメンバーとして2003年にアルバム『なれのはてな』を発表したのをはじめ、曽我部恵一が主宰するROSE RECORDSのコンピレーションにも楽曲を提供。マンガ「ピューと吹く!ジャガー」のドラマCD制作、中村一義、メレンゲ、イルリメ、サイプレス上野とロベルト吉野などのリミックスなど、トラックメイカーとしての活動も活発におこなっている。2009年、七尾旅人×やけのはら名義でリリースした「Rollin’ Rollin’」が大ヒット、2011年にはStones Throw15周年記念のオフィシャルミックス『Stones Throw 15 mixed by やけのはら』を手がけた。そして今年、洗練されていながらもノスタルジックな風景を感じさせるアルバム『SUNNY NEW LIFE』をリリースするなど、常にシーンへ大きな話題を提供し続けている。

DJ Quietstorm -Juke Set-

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音楽にしかないアルティメット・フリーダムを目指し、真剣に進化し続ける冒険家。ヒップホップ、ブルース、ジャズ、ファンク、ロック、レゲエ、ダブ、ハウス、ドラムンベース、プログレ等、音の琴線を独自の技法を持って紡ぎだし、術を使って織りなす壮大なタペストリーは、脳に触れると融解し至福へ導く糸を垂らす。また、彼は80年代中盤~90年代初頭までをシカゴで過ごし、日本で活躍しているDJで最もシカゴ・ハウスを知り尽くしている男でもある。桑田つとむという別名義にて、自身が体験したハウス黎明期へのオマージュが込められた『This Is My House』を2009年にリリース。ハウスのルーツとも言うべきシンプルさ、アナログ的な温かさが濃厚に漂う名盤となっている。今回、披露されるのはDJ Quietstormの新たな音楽的側面である“ジューク”を基本としたセット。ジュークとはシカゴのゲットー・ハウスが発展し、超重低音であらゆる音楽的要素を飲み込みながら急速に拡がり、フットワークとも呼ばれるベース・ミュージックのカテゴリーの1つだ。BPM160を越える高速ビートに三連譜を多用したトリッキーなリズムが特徴的で、日本でも独自のシーンを形成している。クラブ・カルチャーの現在を知りたければ見逃せないだろう。

Kaito aka Hiroshi Watanabe -Live-

hiroshiwatanabe

ドイツ最大のエレクトロニック・レーベルKompakt唯一の日本人アーティストとしてKaito名義の作品を発表する傍ら、ギリシャのKlik Recordsを拠点としても活動。Kaitoの1stアルバム『Special Life』に収録された「Intension」がFrancois K..のミックスCDに収録されるなど瞬く間に大反響を呼んだ。その後、2ndアルバム『Hundred Million Light Years』をリリース。この2枚のアルバムで一躍Kaitoの名は世界中に浸透し、バルセロナのSonar Festivalなどのビック・イベントでライヴを披露した。Kaitoのオリジナルアルバムでは常に対になるビートレス・アルバムも制作され、3rdアルバム『Trust』に対しての『Trust Less』ではアコースティックな要素も取り入れ、繊細かつ美しい旋律が奏でられている。Hiroshi Watanabe名義では自身最大のセールスを記録した1stアルバム『Genesis』に続き、2011年に『Sync Positive』を発表。タイトルが示す通り、リスナーを鼓舞させる渾身の作品となっている。2013年にはKompaktの20周年を記念して制作した二枚組DJミックス『Recontact』をリリース、更にKaito名義としては4年振りとなるアルバム『Until The End Of Time』の発表がアナウンスされている。

tomad

tomad

15歳の頃から作曲活動を開始し、同時に自身の音楽を発表する場としてSyemと共に非営利のインターネット・レーベルMaltine Recordsを設立。現在までに100以上のタイトルをアーカイブし、今年の9月にはtofubeatsのリミックス・アルバム『lost decade remixes』がリリースされ話題に。ポップとクラブの間を駆け巡りながらもネットでしか生み出す事の出来ない音楽を配信し、大きな脚光を浴びている。自身も2006年からラップトップを使ったDJ活動を開始。2011年には早稲田祭で小室哲哉と共演し、2012年にはWOMBで主催した“大ネットレーベル祭”や歌舞伎町風林会館にて開催した“歌舞伎町マルチネフューチャーパーク”を大成功に収めるなど、多種多様なフィールドで活躍している。ブレイクコア、エレクトロ、レイヴ、ドラムンベース、チルウェイヴ、アイドル・ポップ、アニソンなど、彼の音楽性には様々な要素が混在しており、従来のクラブ文脈には存在しない「おたく」と言われ敬遠されていたカルチャーをも巻き込んだ、新たなシーンを形成する中心人物である。またアーティストとファンをつなぐクラウドファンディング“PICNIC”の運営も手掛け、音楽活動だけに留まらない独自のスタンスが世間を賑わせている。時代の寵児としての片鱗を感じさせる希有な存在である。

GOTH-TRAD

gothtrad

ミキシングを自在に操り、様々なアプローチでダンス・ミュージックを生み出すサウンド・オリジネイター。その才能をGilles Petersonやダブステップ界の重鎮であるMalaにも認められている。2005年に3枚目のアルバム『Mad Raver’s Dance Floor』を発表。収録楽曲がロンドンのダブステップ・シーンで話題となり、2007年4月にUKレーベルSKUD BEATから12inchアナログ「Back To Chill EP」が、6月にはUKの最重要レーベルDEEP MEDi MUSIKから「Cut End/Flags」がリリースされ、国内外の様々なアナログチャートで1位を獲得。ダブステップ界で確固たる地位を確立した。その後8カ国10都市に及ぶヨーロッパツアーを敢行。世界最高峰のダブステップパーティーであるDMZにも出演し、地元オーディエンスを沸かせた。2011年にはDEEP MEDi MUSIKより、伝説的レゲエシンガーMax Romeoをフィーチャーした「Babylon Fall EP」、そして2012年には約6年ぶりとなる待望のニューアルバム『NEW EPOCH』をリリース。深く重厚なグルーヴが詰め込まれ、彼自身のクリエイティビティの充実度を十二分に物語っている。

MOODMAN

moodman

1980年代末に活動開始。1993年にレーベルDUB RESTAURANT COMMUNICATIONを立ち上げる。その後、M.O.O.D.やdonutなど複数のレーベルを設立し、様々なアヴァンギャルド・ミュージックを発表し、国内外で高い評価を受ける。1999年には宇川直宏、高橋透とのリビング・レジェンド・パーティーGODFATHERを始動。またレジデントをつとめる恵比寿LIQUIDROOMの名物パーティーHOUSE OF LIQUIDでは、国内外の先鋭的なDJとの競演による無数のコラボレーションワークスで東京の夜を活性化させ、パーティーシーンの裾野を広げさせた。徹底した現場主義の姿勢に加え、近年ではTAICOCLUBやFreedommune、Raw Lifeなどのインディペンデントなフェスへも多数出演している。また、DOMMUNEの記念すべき第一回目の放送でDJを担当し、自身の番組”Moodommune”を不定期で放送。今春、約6年ぶりにオフィシャル・ミックスCD『SF mixed by MOODMAN』をリリース。インテリジェント・テクノ、ポスト・ダブステップなどが詰め込まれ、唯一無二の世界観を構築している。


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