JR展〜世界はアートで変わっていく〜

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先日、ワタリウム美術館に「JR展」を見に行ってきた。会期期限ギリギリだったことが影響してか、平日にも関わらず長蛇の列。

インサイドアウト計画に参加するには2時間30分待ちという事で、止む無く断念…。

今回の展示会のコアになっているインサイドアウト計画とは、何か?

その前に、JRについて少し説明すると、元々は街の壁をキャンバスとしてスプレーやペンキなどで記号や自分のメッセージを表現するグラフィックアーティストだった。

自らが描いたメッセージを写真に取るようになり、次第にその写真をプリントアウトした物を壁に張付け、写真の周りをペンキで縁取った作品を制作するようになる。

2005年のパリで起こった暴動を切っ掛けに、「アートを通して、世界をひっくり返す」という思考を主軸とした表現に変わっていった。

その後は、イスラエルとパレスチナの紛争地やブラジルのリオデジャネイロの貧困街など、ショッキングな出来事が日常的に起こっている地域に足を運び、そこに住む人たちのストーリーを写真を通じて伝えた。詳しくは、下記動画で確認してほしい。

インサイドアウト計画とは??

誰もが参加できるアートプロジェクトで、ワタリウム美術館に設置された撮影用のブースと大型プリンターで自分のポートレイトを撮影、その場でポスターサイズにプリントされた写真を受け取れるというもの。

会場に参加できなくても、それぞれで撮影した自分の顔写真をJRのウェブサイトに送るだけで、JRからその写真がポスターサイズに引き延ばされたポスターが返送されてくる取り組みも行っている。

これ今もやってるのかな??一応、リンク先貼っておきます↓

インサイドアウト

この取り組みの趣旨として、ポートフォリオを撮っておもしろいね〜!で終わるのではなく、そこにいつも気にかけているものの事を思い、撮影した写真をどこかに貼る/オンライン上に拡散させる=アウトプットすることで成立するのだと思う。

インサイドアウトについてのPV。

彼が言っていることで、「アートは、世界を救う事はできないが、変える事はできる。」という言葉にとても共感する。

音楽もそうだけど、アートが社会に対して直接的に何かできるわけじゃないから、アートを通じて生まれるもの、例えば議論や感情の起伏など、ちょっとした変化がとても大切だと思う。

必ずしも大きな変化である必要はなくて、日常にあふれている小さな変化を気付かせてくれるものがアートなのかな?と思ったりする。

この展示会は今月の30日までなので、急ぎ足で体感してきてほしい!!

最後に、JRのTEDでの講演で、私の好きな部分を抜粋したいと思う。てか、JR自分より年下なのか…(
笑)

アートは、直感的に物事を変える物ではありませんが、物の見方をかえます。

アートが変えるのは、世界の見方です。

アートは比喩となり、アートは物事を変えられないからこそ、意見を交換して議論する中立な立場を提供してくれるのです。

その結果として世界を変える事ができます。

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